守重本店とは

ABOUT

企業理念

創業の精神 インパックは、開拓者精神を持って常に挑戦し続けます。
ミッション We are Flower People
インパックは、花を通して笑顔のある幸せな生活を創造します。
ビジョン インパックは、花の消費拡大に貢献する商品・サービスを開発・提案・提供し続け、花き業界の全てのプロセスでゆるぎない信頼を勝ち得る会社となります。

代表からのご挨拶

守重本店へのホームページへ、ようこそお越しくださいました。
代表取締役の守重知量です。

コロナを機にご家庭で使うデイリーフラワーが急成長しています。

私共は35年前からデイリーフラワーの時代が来ることを見込んで取り組んで参りました。

この市場だけで自動機械1台、半自動機100台以上が稼働していました。

副社長(守重博文)は当時国内に300社以上あった花き卸売市場のすべてを回り、
4トン車で購入する生花店500をリストアップ。

専務(守重嘉孝)はアメリカに出かけスーパーマーケットにて、
デイリーフラワーの販売を確認しました。

私はオランダの世界最大の花き市場の中で自動で花束を作る現場を確認。
自動機械1台、半自動機100台以上が稼働しているのを目の当たりにしました。

更にオランダからアメリカへ運ばれていることを目の当たりに・・・

ここで私の心は決まりました。

生花店にギフト用の資材の販売をやめ、
スリーブと加工機械でスーパーマーケットを回りました。
デイリーフラワーの誕生です。

守重本店、インパックは
デイリーフラワー市場の発展に全力で取り組んでまいりました。

35年を経て、日本中のスーパーマーケットは、
ほぼすべて仏花を中心にデイリーフラワーを販売しています。
近い将来、生花店の販売額を抜くことになるでしょう。

更に最近では20代の女性がより積極的に
花を購入する場面が飛躍的に増えました。
恐らくサブスクリプションでの購入の影響もあると思われます。

今後デイリーフラワーは冠婚葬祭、ギフト市場を追い越し
花の販売の主体となる時代になることでしょう。

いよいよ次は今まで培った考え方、技術(加工・販売)開発(包装・商品)等
全て関係する方に開放し広げて参ります。
今後、温度時間値、ボトリチスの駆逐等当面の課題解決を通して
花き業界、更には消費者の皆様に貢献して参ります。

守重本店の設立の趣旨

守重本店は花き業界の中で存在しています。

しかし、この「花き業界」は他業界から見ると30年遅れています。

たとえば生鮮食品や日配食品は
生産基準、物流基準、商品の安全基準などが決められています。

一方、切花は生産、加工、物流面で温度管理、衛生管理など
30年間何も進歩していないのです。

そこで守重本店はインパックと共に
基準がないと言われる花き業界にあって
基準作りに最先端で取り組み、2点で実現しています。

守重本店の事業内容

研究開発事業

インパックグループの統括会社として株式会社守重本店は存在しています。

将来は国内に留まらずオランダを中心にEU諸国、タイを中心に東南アジア各国。
そして中国、韓国等直接取引する国は世界中に広がりつつあります。
その取引のすべてが双方向に近づいております。

インパックの事業は現在は「花」を中心に
その周辺産業(スリーブ・タバリンゴム・生花処理装置等)という事になります。

将来は花と花き周辺産業の取り扱いをスタートに
切り花そのものの鮮度管理のソフト、ハードを提供する企業へと発展します。

守重本店はインパックが実践することになる
それらのビジネスの基盤を提供していくことになります。

具体的には花き園芸の自動包装・自動選別装置の開発
及びスリーブを中心に自動化に対応する資材の開発。

環境問題に対応するマテリアルを活用した資材開発。
更には鮮度保持を促進する資材開発。

守重本店はインパックの研究開発センターの役割を果たすことになります。

会社概要

会社名 株式会社 守重本店
MORISHIGE CORPORATION
本拠地 207-0014 東京都東大和市南街1-11-13
電話 042-564-1711
FAX 042-565-1090
資本金 5,000万円
役員 取締役会長  守重勝弘
代表取締役  守重知量
取締役副社長 守重博文
専務取締役  守重嘉孝
取締役    守重へきろう
監査役    守重信乃
事業内容 1. 子会社に対する経営指導
2. 研究開発
3. 新規事業開発・商品開発
4. 子会社に対する研修事業
設立 1968年11月27日
TEL 042-564-1711
FAX 042-565-1090
関連会社 インパック株式会社

守重本店 設立までの沿革(History)

 

1936年 先代守重福一が有限会社喜福堂守重商店創業
1968年 資本金50万円で株式会社守重商店を創立
代表取締役に守重勝弘が就任
1973年 本社ビル落成、本社倉庫落成
1986年 切花輸送ボックスがパッケージデザイン展で「通商産業局長賞」受賞
1987年 インパック株式会社に社名変更
自動花束製造装置「花束加工工場」の輸入販売開始
1988年 資本金1,500万円に増資
オランダ・アムステルダムに駐在員事務所開設
1992年 大阪営業所開所
切花袋「ピポロワンタッチスリーブ」専用製造工場本社(東大和市・立野)工場落成
1993年 自動倉庫を装備した本社配送センター落成
福岡営業所開所
1996年 守重勝弘が代表取締役会長に就任、守重知量が代表取締役社長に就任
花束加工工場の販売が300台を超える
東日本広域販売営業所開設
2000年 花束加工工場の販売が500台を超える
2002年 オランダ アールスミーアにオランダインパック I.M.P.C. B.V.設立
2005年 資本金4,500万円に増資
名古屋営業所開設
2006年 仙台営業所開設
2007年 ピーターラビットフラワーズ開設
2008年 インパック能登事業所稼動開始
2009年 東京オフィス開設
2010年 フラワーリパブリック 東久留米店開設
2011年 資本金5,000万円に増資
2014年 東京オフィス本社移転
2016年 花の鮮度保持管理コンサルティング会社
フラワーウォッチジャパン株式会社設立(子会社)
2018年 インパック株式会社(事業会社)の代表取締役に守重へきろう就任
IPホールディングス株式会社(持株会社)設立
代表取締役に守重知量就任
2019年 国際フラワーロジスティクス開設

国際花き分析センター開設

フラワーリパブリック ひばりが丘店開設
2020年 IPホールディングス株式会社社名変更 株式会社守重本店

守重本店創立までのストーリー

Q:なぜ中学生から仕事を始めたのですか?

私の両親は飴の製造業を営んでいました。
その後四人の子どもを養うために、父は店を妻子にまかせ、ひとりで製紙原料の回収業を始めました。

三男の私が中学に入ったタイミングで、一番上の兄が大学三年生の時に病気で亡くなりました。
お葬式の夜、父に「お前は中学出たらすぐに俺の仕事を手伝え」といわれました。
そして忘れもしませんが「俺が商売を全部教えてやる。
商売で一生食うのに困らないように」といわれました。

兄はすでに父の仕事を手伝って製紙原料の回収を行っていました。
その製紙原料が包材問屋になるきっかけをもたらしてくれたのです。

不思議なことに兄弟の誰ひとりとして会社員もならず父の仕事を手伝い始めました。
それは、とにかく父と母が商売を一生懸命やっている姿を見ていたからだと思います。

Q:なぜお花の業界へ参入したのですか?

お客様のすすめで新品の段ボールを扱うことになったことから、販売ルート拡大の努力もあり包装資材全般を扱うようになりました。

昭和50年代半ばに大手生花店でシクラメンセールのために鉢植え専用の箱が欲しいという相談を受け製品化。
大変好評で、そこからさまざまな花用パッケージを開発し売り出しました。
こうして都内の大手の花屋、百貨店の花売り場の約9割に商品が納入されることになりました。

パッケージだけではなく、オランダに花をゴムで自動的に束ねる機械があると知ると、オランダに出かけました。
その後オランダに駐在事務所を開き日本に輸出し、兄弟で営業を担当して国内大手の生花店に機械の営業に回わりました。
そのうちの500軒は、ほぼ弊社の機械を買ってくれました。
あの頃の生花店さんは「スーパーが花を販売しそうだ」とものすごい危機感がありました。
業態を変えなきゃいけない!!と思っている花屋さんが多かったと思います。

Q:なぜ鮮度保持に興味を持ったのですか?

レトルトパックが出始めた頃。世の中にはカレーしかありませんでした。
当時、取引先だった豆腐屋さんから「油揚げをそのまま売るだけでは無く、
味付けすれば、いなりずしの皮としても販売できる」と思いついて、
「大手のお寿司加工屋さんに販売し、長期保存するにはどうしたらいいか?」と相談されました。

和食は砂糖を使うため、高温で殺菌すると焦げてしまいます。
大変な試行錯誤の末に、初めて業務用和食を長期保存できると技術を確立。
レトルト食品のための業務用包装資材、パックのためのレトルト殺菌機・自動包装機も手掛けることになりました。

現在では様々な種類のレトルトパックが世に出回っていますが、まさに弊社が最初に手掛けた会社の一社です。
この食品の長期保存に真剣に取り組んだ経験から40年以上も鮮度保持を研究し続けています。

鮮度・日持ちというのは、今後も非常に重要なテーマと捉えています。
守重本店では、鮮度が目に見えてわかるTTtimerの開発を通じて、
鮮度保持の技術をもたらすことで、切り花や食品ロスを無くし社会的な問題解決に貢献して参ります。