花は愛と平和の象徴
戦争が終ったイラクで実際にあった話です。
イランの国中あちこちに破壊された戦車、銃器などが散在していました。ある時、政府はそれらの戦いの残骸を一か所に集めそれらを使って何か芸術作品を作ってほしいと国内の若手芸術家を集め、作品の依頼をいたしました。
大きな作品が多い中で、一人の青年が銃口を工夫し一輪挿しを作りました。そこには一本のバラが飾られていました。その青年に「なぜ一輪挿しを作ったのか」と聞いたところ、「花は愛と平和の象徴だから」と答えていました。「愛と平和の象徴」戦いを経験した直後の言葉に感銘を受けました。
ソ連が弱体化した時、旧ソ連に組していた多くの国々はロシアを離れました。プーチン大統領はそれらの国に対して元のソ連邦のようなイメージをもって事に当たっていたのでしょうが、既にNATO軍に入ってしまった国に対しては如何ともし難く、恐らくプーチン大統領は焦っていたのでしょう。このままではすべてNATO軍に囲まれてしまいます。
だからと言って戦争を正当化するつもりもなければ何もありません。しかし西側は完全にロシアを追い詰めていたことも事実です。
私の考えはロシアも完全な民主化を図り、西側との価値の共有化を図ることです。少なくとも他国に対して銃口を向けることなどがない方向へ言ってほしいものです。