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お菓子とお花

東京駅の大丸や近くにあるお菓子のコーナーにしてもそうですが、お菓子のパワーは凄まじいものがあります。数日前工場へ出かけましたが、金沢駅にある土産物店も多くはお菓子でした。

手土産ということでお花の企画を立ててはいましたが、お菓子のパワーにはとてもかないません。1,000円出せば立派なお菓子を買うことが出来、700円、500円のお菓子も数多くあります。中には300円台のものもあります。どれもきちっと包装され、保証書や他の商品の案内のチラシも入っています。勿論高額のものも数多くありますが、500円以下のものから品ぞろえのあるお菓子の利用範囲は非常に広いのです。

 

どうしてお菓子で出来て花ではできないのか、バラ一本であればしっかり包装して500円の商品を作ることも可能です。1,000円、2,000円の商品作りはいくらでもできます。

私は今まで花業界の人たちはそれをやらないだけ、と思っていました。しかし最近そうではなくお菓子とお花の絶対的な違いに気が付きました。それは日持ちの問題ではないかと気が付きました、それも切り花の日持ちを1週間持たせようのレベルではなく、商品を加工し、殺菌し日持ち一カ月、羊羹に至っては半年、1年のものもあります。それにより会社も大きくでき、多店化が図れるのです。

お菓子メーカーの中で虎屋さん、創作和菓子のパイオニアの叶匠寿庵さん、最近では鎌倉吉兆庵さんなど、多くの日持ちする商品を置いています。町にある和菓子屋さんとは同じ看板を掲げていても中身が違います。町の和菓子屋さんは日持ちより、購入しすぐ頂く鮮度の良さを売り物にしています。

今後、生花店は切り花、鉢物に更に工夫し多くの人にご購入いただけるよう努力するのは当たり前ですが、ドライフラワー、プリザーブドフラワーなど大いに考えていく必要があります。また雑貨との組み合わせも必要になって来るでしょう。

少なくとも手土産になる商品開発は必要だと考えています。お菓子には多くの参考事例が揃っています。

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