園児の自立
保育園ではゼロ歳児から年長の五歳児までお預かりしています。
この仕事(立野みどり保育園理事長)を始める以前園児の自立の意味が分からずにいました。
しかし関係する保育園すべて園児の自立を掲げています。
今までは自立という言葉は大人を対象に考え、使用してきました。自立が出来ている、出来ていないは社会人としてみたときにどうなのかを決める言葉としてきたことは事実です。
実際私は子供に対して、会社では社員に対して使ってきました。
それが保育園の園児に対して使うことに意味は何なのか色々考えてきましたが、年長になった子供たちを見ると互いに十分話が出来ます。また、困っているお友達を手助けしたりしています。更に生活発表会の中でも劇の進行に気が付かないお友達に声をかけたりしています。気が利く子供が実に多いのです。運動会などではお友達に対して声援を送ることは普通にできています。挨拶などは我々大人以上です。
その意味では自立が出来ている子供たちが沢山います。関係する保育園では自立を掲げていますが、その意味が十分理解できて来ました。