寿命三年
現在、3歳の雄のオオクワガタ(大阪能勢産)がいます。つい最近もう一つがいのオオクワガタが天寿を全うしました。オスとメスが同じ日に亡くなってしまいました。三年と2カ月でした。こちらは購入した時から産地は不明で更にサイズも6.5cmで大阪・能勢産から比べると1cm以上小さいものでした。
その際、業者の方から飼うのが飽きたらと言って絶対に放さないで下さい、の一言が印象的でした。飼い続けることが出来ない時、つい放してしまうものかもしれませんが、クワガタもその土地によってみんな種類が異なるのだそうです。その土地のクワガタと交雑し子供が生まれ増えたりすると、種の保存がきかなくなるからとのことでした。業者の方の最後の一言がとてもきつかったことを覚えています。「放すくらいなら殺して下さい」どうやらクワガタも血統を大事にする様です。
聞いた話ではメダカは隣りの川にいるメダカとは隣同士でも種類が異なります。野菜も同じことが言え、岐阜高山地域は赤カブで有名ですが、谷ごとに栽培する赤カブは種類が異なっていたようです。全国で似たような話があるようです。
大昔の交流の範囲などが分かり、少しばかり夢が広がります。