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拡大策と深堀

35年前まで守重本店の子会社であるインパックは、包装資材の問屋として、地域内の主に食品関係を中心として企業に包装材料の供給を行っていました。当時から大手問屋は相手をスーパーと定め、売り込みを盛んにしていました。結論から言えば彼らはビジネスの拡大を図り、合併を繰り返しながら物流問屋へと姿を変えていきました。そこには物が売れても誰が運ぶのかと言う事が残り、当時の大手問屋が運送会社の代わりとなる新たな枠組みが出来上がりました。中には100億、1,000億オーバーの企業も出てきました。昔の包材問屋を知る人から見ると信じられない姿がそこにあります。

彼らは拡大策を取りました。今では量販店などに対して様々な商品企画を行い、包材から最終製品まで取り扱う企業として成長しています。そこには成長する企業の一例を見ることが出来ます。

 

彼らと比較する訳にはいきませんが、インパックは深堀を選びました、販売額から見るとほんの僅かな花の包材に力を入れ始めました。そのためにアメリカ、オランダ、中国、タイなどに出かけ量販店の花売り場、切り花加工メーカーの必要とする機械、資材を求め歩きました。国内にはその市場がなく、花用の資材機械も存在していませんでした。

ホームユースフラワーに必要なものを求めて参りましたが、海外のものが当てはまる場合と、そうでない場合があり、そうでないものは一から作り始めました。代表的なものがワンタッチスリーブと言う事になります。今ではスリーブだけで1,000トン程になります。機械もユーザーのご希望に合わせ改良を続けています。

更に今後は花束加工工場そのものが商品となる方向を考えています。いつの間にか企画、開発、貿易、メンテナンス、などが生まれ、そこに製造、販売部門など当初からの部門がそれらを引っ張っています。小さな規模の割に全てが揃っています。これらは深堀の結果と考えています。

 

深堀はしばらく続きます。丁度今、来季の計画を練る時期に入りました。

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