ことによると
昨日テレビを見ていましたが、林外務大臣が中国を訪問し、王毅外務大臣を訪ね日中外務大臣同氏の会議を開いていました。
ここでは会議の内容ではなく。お花のことです。左右二列に分かれ向かい合って会談を行われましたが机の間にある花が面白い形をしていました。胡蝶蘭と思われますが、大きな鉢に丸く作られていました。まるで半球の地球儀の様です。わずかの時間でよくみえませんでしたが、恐らく胡蝶蘭の花の部分を鉢の向こう側からこちらに向かって、虹の様に曲げられています。それも隙間なく半球になるまで繰り返していたと思われます。日本では鉢に3本、五本と建てられそれを大きく手前に曲げて滝のように作られていますが、中国のそれは更に数も多く、また大きく曲げているようです。
とてもきれいに出来上がっていました。それも幾鉢もあり、机の長さ分だけ等間隔に置かれていました。三円半ぶりの外相会議のようでしたが、胡蝶蘭は会議が穏やかに進む演出の様でした。
以前フランスでの国際会議では、大きな円卓に小さなカランコエがおかれていました。景気の良くないときで、アレンジではなくそれも小さな鉢もがおかれていた時はさみしい思いでした。ことによると、国際会議での花の演出は主催者の気持ちが花に現れている気がします。
会談の様子