小学校の恩師の言葉
私は今年75歳になります。仕事は中学(高校は夜間へ行きました)を出てすぐに始めましたので、今年でちょうど60年経ちました。出来ればどんな仕事でもいいので85歳まではやるつもりです。保育園の仕事やインパックの仕事はそこまで出来ませんが、残り5年ほどは何か手仕事を探すつもりです。そうなれは70年間仕事をすることになりますから丁度多くの人たちの倍近く働くことになります。私のようなものは人様の倍働いても一人前にはなりません。また、80歳を過ぎる頃には働く気概も少々薄れてくるでしょうから85歳辺りがちょうどいいかもしれません。あと10年です。
前置きが長過ぎました。私の小学校の担任の先生は恐らく95歳くらいです。先日友人が電話をしたところ、あと二年で卒業した小学校が100年になるので一緒に行こうと言われたそうです。先生は100周年を楽しみにしているようです。
先生の思い出は国語の時間、教科書を読んでいた時、漢字が読めず止まっていた際、隣の人が読み方を教えてくれました。そのとき先生は「人から教えてもらった漢字を読んではだめ」「先生なら絶対に読まないよ!」と大きな声で叱られました。きっと予習をするようにとか自分で考えろ、とか言いたかったのでしょう。恥ずかしい思いをしましたが、今でもこのことをはっきり覚えています。
自分で考えることや、予習の重要性を教えてくれた先生の言葉は今でも十分役に立っています。