留学生はフィンランドから
紀尾井町ロータリークラブは交換留学生の制度の中で、今年は留学生を一人迎えることになりました。17歳の前向きな高校生です。
先日、1週間の研修(全部で11名が地区内のロータリーから参加していました)最終日に、研修を行っていた所沢にあるコロンビアインターナショナルスクールで彼らの発表会が行われました。この日は日本から出発する日本人留学生10名も参加していました。日本人留学生は英語で、海外からの留学生は日本語で、それぞれ研修日最後の日にそれぞれの印象を聞かせてくれました。
紀尾井町が迎えるフィンランドからの留学生は、ほぼ問題のない日本語で話をしていました。これから1年間の日本での生活に大きな期待を持っているようでした。彼は学習院高校2年生に編入され、来年までの1年間勉強することになっています。その間、茶道など日本文化を学び旅行などもするようです。きっと様々なことを身に着けることになるでしょう。
留学生の皆さんは学校、各家庭、地域活動などで様々学び、日本での生活を楽しむことになるでしょう。しかし実際には彼らが学ぶ以上に、留学生を迎えるご家庭では多くの事を経験することで、大きな学びを得ることになるでしょう。経験的なお話ですが、娘たちとほぼ同い年のフランスからの交換留学生と3か月共に生活をいたしました。食べ物の違い、夜遅くまで生活する留学生に対して朝、遅刻しないために何度も起こしたり、学校でのトラブルに対応するため、先生方にいろいろ苦情を申し上げたり、カウンセラーとの協議を行ったり、一緒に旅行をしたり、楽しい思いをし、このように迎える側も様々勉強する機会を頂きました。
僅かの間でしたが、家内ともども思い出をたくさん作ることが出来ました。