アールスメールでの展示会
恐らく、会場の広さは昔のIFEXの倍ほどの様です。更に出展者のほとんどが生産者、切り花の扱い業者ですので会場全体が植物と花だらけです。本当に素晴らしい展示会です。
さてこの展示会に初めて来た頃、25年ほど前ですが、当時は国内取引のための展示会の様でオランダ語が飛び交っていました。つまりオランダ人の生産者とオランダ人の購入者の取引の場でした。わざわざ英語を話す必要はありません。それがいつの頃からか展示会場の装飾もきれいになり出展社も海外の企業も出てきました。切り花などは特に海外からの出展も出てきました。その点ではIFTFと目立った変わりはありません。しかし植物のブースでは会場の半分を使い、様々な生産者が出展されていました。おそらくこちらの方が広かったかも知れません。植物の方は小さなものから大きなものまで幅広く展示されていました。昔は単に苗ものが多かったのですが、現在は最終製品で、そのままホームセンターやインテリアショップに流しても十分通用するものばかりです。
現在、国内の鉢物市場苦労が続いていますが、視点、観点、測点を変え再度市場を見ることでその活性化を図ることが出来るでしょう。ヒントとなる商品の多くを見ることが出来ました。また、オランダの花の展示会はいつも花だらけです。日本の場合は花のない展示会でした。明日からはフローラルイノベーションです。
インパックも出展いたしますが、多くの植物を出す予定です。