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関心・技術

パッケージの話

パッケージの話をします。

 

インパックは初め、スリーブをオランダからコンテナで入れていました。私が初めてオランダに出かけた時訪ねたスリーブメーカーは今でもはっきり覚えています。100台の製袋機が3,000坪の工場に並べられ、8台に一人のオペレーターがいて14、5人で工場の製袋作業を行っていました。機械はすべて全自動機で原体(フィルム)をセットするとあとは100枚単位で大きなキャスター付きボックスの中に入る仕組みになっていました。袋をたたいてきれいに整列させる考え方が一切ありません。実はここが日本との違いです。これでは日本ではすべて不良品となります。事実このスリーブはその後コンテナ5台分ほど廃棄することになりました。オランダのスリーブは日本では売れませんでした。

 

全自動でスリーブを生産すると、まず花を入れるところ(口)が一定ではなく機械的に100枚製袋した後ブロックシール(100枚のスリーブをはんだごてのようなもので一気に穴をあけくっ付けていきます)もともと整列されていないスリーブはここで上下・左右のバラツキがあっても自動的にブロックシールされてしまい、それで完成品となります。バラツキはゆうに10mmを超えていました。では実際のバラツキがあると花がスリーブに入らないのかと言うとそんなことはありません。オランダでは良品なのです。現在バラツキは減りましたが基本は昔と変わりません。

1mmの狂いもなく整理し、100枚単位でブロックシールをインパックでは行っています。実はこれは日本だけで花の産地のオランダ、スペイン、エチオピア、ケニア、コロンビア、エクアドルではバラツキのある袋を採用しています。きれいに仕上げることはすべてコストなのです。明らかに見た目優先です。それ故日本のパッケージはガラパゴス化していると言われる所以です。

一部の隙のない商品作りは当たり前なのですが、必ずしも世界ではそうではないのです。

インパックの将来はジャストな品質をこれからも求めていく必要があると考えています。

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