退職代行
様々な代行業がありますが、今回の代行業はいただけないと考えています。暫く前の話です。初めは信じられない報告でありましたが、すぐに事実であることが分かりました。
保育園での話です。先生方が園を辞めるとします。この様な時、ごく少数ですが代行者から電話をかけてきます。言う事は決まっています。「お宅の園の○○さんは今日で辞めます。本人には絶対に連絡をとらないで下さい」これで今まで勤務が長い人も、短い人もその電話で退職が決まります。
退職代行は法的にも有効なのか、通常では退職を申し入れてからパートであれば1週間、正規の職員であれば2週間から1ケ月の余裕をもってお互いに話し合うのが普通でした。しかし退職希望者が退職代行業者を採用した時は電話を掛けた時が退職の日になります。いささか乱暴で開いた口がふさがりません。この様な辞め方に問題はないのか、と聞きましたが、どうやら問題はなさそうです。しかしこれでは倫理観のかけらもありません。
何よりそのような辞め方をしてはその後しっかり生きることが出来かどうか心配になります。最近ではテレビでも取り上げられているようですが、私として自分の事は自分で始末してほしいと思います。
昔から易しい道を難しい道があるとすると難しい道を選ぶのが正しいと考えています。