探していた箒
前からよく思っていたことがあります。竹ぼうきはプロ用はいいものがありますが、一般家庭で使用するものはなかなかいいものがありません。
外を掃く「ほうき」のことです。最近はホームセンターへ行けばなんでも間に合いますが、少々不満なことが以前からありました。私が言う「ほうき」は竹ぼうきのことです。どうやら竹ぼうきも海外のものが多く販売されているようです。価格も安価で求めやすいものになっています。ただ掃きづらいことが問題です。
しかし、問題は価格のことよりも使いやすさが重要です。竹ぼうきの大きなものは最近振り回しがきかなくなりました。体力的なことからです。持ち手の部分も大きくてさらにほうきの部分も長く立派で力のない者には掃くことができません。昔は今より力も強く問題はありませんでしたが、今はできるだけ小さな竹ぼうきを買うようにしています。勿論サイズの問題もありますが、履きやすさが最も大事です。ほうきの部分がたくさんの竹の小さな枝をまとめていても硬くて掃きづらいことになります。
最近東大和市内で竹ぼうきを作っているお店を知りました。出かけてみるとそこは竹製品を扱っているお店でした。おそらく竹を大量に仕入れ、すべて枝を払い竹はそのまま販売したり、様々加工して販売しています。大量に枝を払いますからその枝を使って竹ぼうきが作られています。サイズも大・中・小とあるようです。ここの竹ぼうきのいい点はとにかく履きやすい点です。ほうきの部分の枝が適当に強く、適当にしなやかで地面に対しても接し方が柔らかいのです。これであれば子供でも女性でも誰にでも掃くことが出来ます。長年探していた竹ぼうきは意外と近いところにありました。