昆虫の思い出
ある一部の地域が37度、38度ではなく昨日は東京のほぼ全域が36度以上ではなかったでしょうか。都内は勿論インパックの本社のある東大和市も会社の温度計は37度を指し。駐車場に置いた車の中は45度に達していました。
私の子供のころから見ると完全に気候が変わりました。10歳ごろですが30度を超えるとラジオや新聞で大騒ぎでした。確実に5度、6度は上がりました。
私はそのころ、夏休みに入った瞬間、裏山へ朝5時からセミをはじめ昆虫を取りに行っていました。そこは山ではありますが大きなお寺そのもので、沢山のお墓がありました。一昨日アオスジアゲハの思い出を弟から聞きましたが、このお寺にある大きな樹木の周りはその木のお陰でいつも涼しく薄暗い場所でした。アオスジアゲハはそんな環境が好きなのでしょう。いつもその周りを飛んでいました。
またその木は玉虫の巣もあるらしく、玉虫が何匹も飛んでしました。また、お寺の真裏にある太い低木はコクワガタの巣でした。ここへ来るといつもコクワガタの姿が見られました。
裏山を回り入り口に戻ると今度はドロ(オニヤンマ)が悠々と飛んでいます。ドロも涼しいところが好きらしく湧き水の流れ出る、木陰のある道路すれすれに飛び交っていました。
10歳で東京の中野に越しましたが、昆虫類はとても貧弱でした。コガネムシ(コフキコガネ)ぐらいでした。これらは近くの神社から飛んできました。
今でも虫(オオクワガタ)が大好きですが、小さい頃の影響かもしれません。