青の不思議
もう20年程になるでしょうか。サントリーさんが青いバラを世に出しました。その前には青色系カーネーション、ムーンダストが出ていました。ムーンダストは濃い紫から薄い紫まで4種、上市されています。
もっとも、サントリーさんのカタログでは青いバラはではなく、「青み」と言っています。
もう少し濃くしたいのかもしれません。それでも十分その価値はあります。世界中どこにも青いバラは存在しません。遺伝子の組み換えによって、はじめて青いバラが出来るようです。
サントリーさんの凄いのはカーネーション、バラに留まらず、更に広く青い花を咲かせようとしています。
青いシクラメンはかなり衝撃的でした。サイズも小さく、色は青い、品のいいシクラメンです。更に数年前、新聞で見かけたのは、今度は青い百合です。
百合は白、ピンク、赤、オレンジ等、様々な色がありますが青はどこにもありません。早く見たいものです。
更に今度は菊に挑戦しているようです。どんな花になるのでしょう。常に青を追求する姿は見事なものがあります。青の遺伝子を持たない花に次々青色を付けていくサントリーさんを尊敬しています。