花業界での情報提供
Flower Business Note の名で毎年出版されています。これは花き業界にあって唯一の手帳です。毎年の手帳の有名どころは、能率協会、高橋書店、永岡書店、海外ではモレスキンあたりでしょうか。もっとも、それらは業種別ではなく、個人用として販売されています。
花き業界の中で “大田花き花の生活研究所“制作のこの手帳は、様々なデータ、花に関する出荷量、二十四節気・七十二候などが掲載され、花の業界にいる私にとっての情報源になっています。毎年50冊ほど社員に配ったり、お得意先に差し上げたりしています。
勝手な希望を申し上げれば、表紙を厚紙にして折れないようにして欲しいということと、書き込むノート部分をもう少し増やし、罫線ではなく方眼にしてほしいということくらいです。内容的には世界の産地情報などがあれば申し分ありません。あとは素晴らしいと思います。
また、海外の情報を提供してくれているのはオランダのRABOバンクです。しばらく前ですが、世界地図の上に産地を明確にして、どの産地から何の花がどれだけ世界へ出荷されているかをまとめた、世界の花き地図というRABOバンクが発行した印刷物があります。毎年ではないようですが、無料提供されています。