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春先の天気は安定してきましたが、今朝はかなり寒く、昼に向かって温度が下がるということになっているようです。東京では最低気温が3度程になり、みぞれ混じりの雨が降るようです。おまけに今朝はNHKのニュースの中で盛んに室内温度は20℃にして欲しいと訴えていました。先週の地震の後、発電所を休止していて供給量が完全に不足する事態とのことでした。

 

先日の都内の桜は、明らかにつぼみが膨らんでいました。九段の桜の開花の標準木は20日には開花しました。ここには能楽堂があり、丁度標本木の裏側にあります。今年は見ることが出来ませんでしたが、家内がテレビで桜が咲いた際、能楽堂が移っていたそうです。

この能楽堂は明治の初め岩倉具視の発案で作られ、その後明治15年には靖国神社に移築されたそうです。

ある時、ラジオを聞いていた際、お能の恩人は三人いて、そのうちの一人が岩倉具視であることを聞きました。最初の方は足利義満、二人目が豊臣秀吉とのことでした。足利義満はまだ17歳の頃、観阿弥、世阿弥のお能を見てすっかりその芸のとりことなり、支援者として長くお能を愛されました。更に豊臣秀吉は能役者に対して物質的な支援を行い、能役者は経済的にも安定し、純粋にお能を続けていく基を作ってくれました。

三人目が岩倉具視ですが、江戸時代が終わり、権力者と能役者の関係が非常に希薄となり、能役者の多くは自分で生活を切り開かざるを得ませんでした。その時、岩倉具視によるお能に対する支援がありました。能楽堂を作り、お能・狂言などを外国の要人や政治、経済界の人に見てもらう機会を作りました。苦難の時代に大きな役割を果たしてくれました。

 

さすがに700年の歴史を持つ芸能です。その三名の方以外にも多くの支援者が全国にいて、今日につながっています。

 

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