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時代は回る

回る回るよ 時代は回る

 

以上は中島みゆきさんの「時代」の初めのところです。

 

若いころプラスチックの勃興期を経験した私は、まさか紙の包材が復活するとは思ってもみませんでした。

しかし正に時代が回るが如く、クラフト紙のスリーブが日本でも始まろうとしています。今から10年前、更に5年前オランダの花業界では紙スリーブが出始めていました。一瞬、紙の時代になるかもしれないと思っていました。しかしその後は元のプラスチックフィルムに戻りました。しかし今、正に日本において紙スリーブが始まりました。

この紙スリーブが本物になるためにはいくつかの条件があります、環境にやさしい、これが唯一絶対の条件であればいずれプラスチックに戻っていくでしょう。しかし見た目の良さが本物なら、これからも大きく伸ばすでしょう。今回紙スリーブは大手流通の店舗を飾ることになりました。白いクラフト紙(晒しクラフト)は菊によく合います。そういえば30年ほど前、当時は仏花と言えば純白ロール紙でした。門前の生花店には彼岸になると大量の花束が売られていました。その当時は白い紙で巻いていました。

また、クラフト紙は自然な感じがします。洋花によく似合います。これらを見ると紙スリーブが今後大きく伸ばす可能性を秘めています。

最後に作業性です。機械化の中で使用に耐えれば問題はないでしょう。

美粧性、作業性のどれをとってものプラスチックスリーブと遜色ないとみています。また、環境問題は圧倒的に紙が有利です。機械化に対応できるかどうか、社内でテストが行われ、問題ないことがわかりました。

 

この様に紙スリーブのスタートは順調に始まり、多くの得意先様にご紹介できる事になりました。

 

インパックの紙スリーブの設備と製品は世界の一級品です。

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