保育園での話
私は社会福祉法人の理事長を昨年から続けています。
昨日はその社会福祉法人立野みどり福祉会(東大和市内の保育園・学童のグループ)の中の谷里保育園で少しお時間を頂き、一つは厨房の皆さん、もう一つは全体の職員の皆さんの二つのグループにお話をいたしました。
職員全体の皆さんにはこれから先の立野みどり福祉会の存在の基本になるべく4つのSについて話しました。
江戸時代から商家の家訓はほぼ「顧客第一主義」であったかと思います。それが30年ほど前から「従業員」に対する満足、従業員満足が加わり、2Sとなりました。しかし現在ではこれでは十分な経営は行っていけないことを10年ほど前に教えて頂き、知りました。2S+2Sの4Sです。つまり社会SS(ソーシャルサティスファクション)とPS(パートナーサティスファクション)です。私はこの4Sを立野みどり福祉会の経営の根幹に据えることにしました。
CS園児(対保護者)、ES(対職員)、SS(対行政を含む地域社会)PS(対パートナー:幼児教育研究所や食品、資材の供給先)立野みどり福祉会を取り巻く環境は4Sによってさらに高められることになります。
また、組織の話も10年ほど前に知った現場の力が全てを決する。砂漠での戦いの場合、飛行機から舞い降りるパラシュート部隊は一人一人の間隔が1km、2kmにもなります。その時上官の指示命令などありません。状況把握を自ら行い見えない敵に対して自らの判断で攻めていくのです。つまり上下逆転の組織です。保育園も同じす。現場力強化こそが時代に続く保育園を作っていくのです。
同日「DAO(Decentralized Autonomous Organization=分散型自律組織)」の話を本莊様からお聞きしました。これからの組織に必要なことがDAOの中にありました。
職員の皆さまと共に進めていくつもりです。