冷凍食品
昨日は日本冷凍食協会の広報部の方のセミナーがありました。冷食は1970代に始まり、つい4年ほど前まで圧倒的に業務用が常に家庭用を凌いでいました。業務用全盛の時は6:4でした。それがコロナで外食が控えられ今日に至りましたが、現在ではほぼ5:5で業務用、家庭用が均衡しています。全体量は減ってはいますが恐らく家庭用が増えたことは業務用に比較し価格も高いでしょうから、メーカーにとっては決して悪い事ではありません。
それにしてもスーパー、コンビニ、ドラッグストア―などでの冷食売り場は増えました。
私はよくコンビニに行き冷食の昼食を買ってきますが、基本何を食べてもおいしく頂くことが出来ます。価格帯も300円台から500円台が多く、一般の弁当類とほぼ変わりません。今から楽しみにしているのは冷やし中華の冷食です。電子レンジであたためてもなぜ冷やし中華が出来るのかと言えば、電子レンジは氷が解けないのだそうです。麺が適当に柔らかくなり、本来であれば麺も温かくなるのですが、入れてある氷によって冷やされることになるそうです。様々な工夫がされ、開発された商品が出回っています。元気のある業界は新製品がいっぱいです。この二年で食品の価格は相当上がりました。勿論冷食も例外ではありませんが、どうやら価格が上がっても販売量は断トツで冷食は増えていました。
冷食の時代が始まったようです。
冷食は様々な利便性を持っています。忙しいお母さんたちにとっても、普段食事を作らない人にとっても便利なものです。また、冷食は電子レンジが重要ですが、これからの電子レンジはどうやら回転式でなく、固定式が増えるようです、その方が温めムラがなく便利なようです。一つの産業が伸びる時、周辺を巻き込んで伸びていきます。電子レンジはその一つかもしれません。
花き業界も参考になることが色々あります。