能登事業所の状況
大きな地震の後は悲惨な光景が広がります。羽咋郡志賀町にあるインパック能登事業所は町内から数キロ離れた能登中核工業団地内にあります。今回の地震はこの工業団地をも巻き込みました。志賀町は震度7の被害を受けることになりました。街中では多くの住宅も被害を受け、さらに2名の死者も出てしまいました。
インパックの能登事業所は建物、商品、原材料、リフト、生産設備に影響が出ました。本社からは副社長と専務が2日には入りました。それまで一人で頑張っていた工場長とも合流し、これまでの間、工場再建に向けての方法論を考えていました。
3日には臨時役員会を開き方向性が定まり、方針の確認と倉庫の借り受け、生産の協力依頼、更に海外商品の受け入れ準備を進めて参りました。
おかげで今週末までには一部出荷体制が整えられ、お得意先様に商品をお届け出来ることになりました。多くのお得意先様にご迷惑をおかけしますが、漸く一部発送が可能となりました。先週末には本社倉庫に本社出荷の荷物も届けられました。出荷の準備は能登、大阪、東京で実施できる運びとなりました。
能登中核工業団地での完全復活には少々時間もかかりご迷惑をおかけいたしますが、それまでの間、お借りする倉庫、東京、大阪などからの出荷を行い、より早く全ての商品出荷を行いたいと考えています。
1日から工場の状況を送ってくれた工場長、2日には現地に入った副社長、専務、その後、工場の従業員の皆さん、心から感謝申し上げます。
最後になりますが、多くの取引先様からご心配、お見舞いなどを頂戴しました。心から感謝申し上げます。ありがとうございます。