変化
今朝早く尊敬するISKコンサルティングの飯塚先生からメールを頂きました。
その中に人は変化を恐れる生き物、とありました。確かにちょっとしたことでも変化を嫌う傾向のある人がいます。
考えてみると変化なくそのまま大きくなり、老人になる人はいません。それまでどれだけ変化しながら生きてきたか分かりません。しかしそれが会社となると少しく大変です。
昨日までやってきたことを全面否定することもあります。恐らくトヨタのジャストインタイムが導入された時、関係する会社はきっと大変な思いをされたことと思います。インパックもそのような似た思いを何度かしています。
今まで物を作らず来た頃は、どんなものでもほぼ電話一本で翌日品物が届きました。工場を作り(スリーブ)花の袋の生産を始めた頃、袋が出来るまで原紙を仕入れる、それも幅広の原紙を必要サイズに切ってもらいます。それを4トン車満載で仕入れます。更に入荷した原紙を機械にかけますが、タイミングよく機械を開ける必要があります。機械にかけ出来上がった製品を検品し、箱詰めし、いよいよ出荷です。ここまで来るのに早くても2週間、タイトな原紙ですと4週間以上かかります。
更にチャコプランツは大変です。製品が出来るまで最低3か月、長いと6ヶ月かかります。
それも何を商品として市場投入するか迄入れると1年はかかります。
30年前まで電話一本で商品が入荷する事しか経験のなかったインパックが、漸く今の環境になれるのには随分時間がかかりました。今度はそれらを如何に短納期にするか大きなテーマになっています。