30数年ほど前、オランダのアールスメアの花市場へ出かけた折、巨大なセリ場を見て驚きました。さらにそのセリ場も1か所ではなく、確か5か所ほどあったかと記憶しています。

さらに驚いたのは日持ち検査室でした。ここに生産者などから、市場へ出荷する前に日持ち検査を依頼され、同時に数百種の検査を行っているところでした。中に入らせて頂きましたが、その先端性に驚かされたものです。またイギリスやオランダの量販店の多くは　ブーケメーカーとの取引には、日持ち検査室を持つことが条件になっていることもその後知ることになりました。

東京都世田谷区にある、世田谷花き卸売市場の一角にインパックのIFRL（国際花き分析センター）があります。ここは切り花の日持ち検査を中心に事業を行っています。また切り花の鮮度管理に対するご相談も受けております。

将来は鮮度管理全般に関わる開発の拠点にしたいと考えています。花を愛する消費者の皆さまが安心して花をご利用いただけるよう、努力を続けて参ります。

今後とも1FRLをよろしくお願い申し上げます。