1. HOME
  2. ブログ
  3. 企業情報
  4. 街に花があふれ始めました。

BLOG

ブログ

企業情報

街に花があふれ始めました。

生花店、量販店の花売り場、オンラインショップ、最近ではサブスクの花が急成長しています。また購買層は過去にあっては50代、60代の女性が中心でありましたが、最近では20代女性の購入が格段に増えたとの調査もあります。今回のサブスクの急伸の結果、テレビ宣伝も始まり、多くの人からの支持をいただいているようです。

 

かつて、冠婚葬祭の時代は花の鮮度はあまり言われなかったかもしれません。コールドチェーンの必要性は昔から言われていましたが、完成には長い時間を要しています。価格の高い花は冠婚葬祭用に流れていますが、花の利用がその日、その時だけということもあり、鮮度とはおよそ無縁の中で花き業界は成立してきました。

しかし量販店で販売される切り花は高くても1本100円、さらに低い価格帯も数多くあります。このような価格の商品で最も要求されるのは「鮮度」です。花の販売方法が変わったことにより、漸く切り花の世界に品質管理の四文字が現実味を帯びてきました。鮮度を保つには完全なコールドチェーンを必要としています。皮肉なことですが、ホームユースの花が普及すればするほど品質管理は必要になります。さらにそのチェック体制も重要になります。

 

IFRL(国際花き分析センター)における日持ち検査室の重要性はここにあります。加工メーカー、スーパーマーケットにおけるロット管理、入荷管理、種苗会社や試験場、生産者の新種の日持ち検査などが今後必要になって来るでしょう。

100種の花を1時間に1枚写真を撮り続け、2週間後、60~90秒に編集し、ほぼ動画状態で報告のできる仕組みになっています。IFRLは量販店、加工メーカー、生産者、試験場様の後方支援と理解頂きたいと考えています。

 

関連記事