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社会情勢・業界情報等

大麻生産の大規模化

最近オランダから送られてくるニュースの中で、大麻生産の記事が大きく取り扱われているものがあります。

古くアメリカでは(19世紀以前)かなり広範囲に生産され、その加工品は薬品、製紙、燃料など数多く使用されていました。しかし、アメリカにおいて大麻の負の部分が取り上げられ、法的に違法なものとなり、生産も加工も、使用も禁止されてきました。日本においてもそれに倣っています。

しかし現在、アメリカでは30州以上で大麻が生産されています。もちろん薬品用途です。明らかにメディカルマリファナの加工消費が始まっています。オランダから送られてくる大麻生産の記事は大規模、自動化などによる10ha(ヘクタール)以上の生産をされている大規模農場などが紹介されています。ごく最近は薬用でなく、娯楽用マリファナも今日生産され始めています。オランダでの大麻使用の話は有名です。オランダ以外でも使用が許可されている国もあります。

アメリカで近代産業が興る前に大麻は非合法となり、長い間表に出ていませんでしたが、これからは大麻活用の事業が起こる可能性があります。大麻は1年で2m近く、幹は10cm近くに成長します。当然木化しています。

北海道では既に10年ほど前に大麻の産業化へのプロジェクトが動いていました。紙や建材、オイル、断熱材などに活用可能と結論を出しています。

そのプロジェクトの報告の中にドイツのベンツ社、ポルシェ、フランスのルノー社などの部品の一部に大麻が使用されている紹介がありました。

 

国内でも薬用大麻生産の話がだいぶ出てきましたが、現状アメリカの大規模生産と比較すると規模の小さなものが多いようです。

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