ダニイル府主教の葬儀
昨日、ニコライ堂でダニイル府主教のお通夜が執り行われました。
いつも顔が会うと「花屋さん」と声をかけてくれました。実にありがたいことでした。沢山の信者がおられる中でのできごとです。
この数年は歩くのにもご苦労をされていましたが、教会内での府主教の声は大きく、大変確りしたお声でした。聖歌も府主教の声に合わせ何時も見事なコーラスで聖書を歌い上げていました。
昨晩はダニイル府主教のために聖歌隊は見事な歌を聞かせてくれました。
また、府主教で思い出すのはフェオドシー府主教の事です。思い出深いのはサンクトペテルブルグの教会の出来事です。
ダニイル府主教の前のフェオドシー府主教は1999年に永眠されましたが、偶然その時サンクトペテルブルグの教会にいました。この時は斎藤元防衛庁長官とご一緒でしたが斎藤さんから今日本から電話があったとフェオドシー府主教の事をお聞きしました。早速教会内で私たちはろうそくを買い、フェオドシー府主教のご冥福をお祈りいたしました。日本での葬儀には家内に代わりに出かけてもらいました。私は参列できませんでした。
今回、キリル総主教からお花が送られていましたが、ダニイル府主教はウクライナの戦争に対し平和を望む日本の立場を明確に致しました。大きな成果だと思います。